2日目 1998'.10.15. (木) 晴 |
バンクーバー 〜 港 〜 ビクトリア(ブッチャード・ガーデンとビクトリア市内観光と自由散策) 専用バス フェリー 専用バス |
宿泊地:ビクトリア Hotel:EMPRESS HOTEL(エンプレス・ホテル) |
■バンクーバー〜ヴィクトリアへ■
★Victoria(ヴィクトリア)★
バンクーバー島にありコロンビア州の州都,
★Vancouver Island(バンクーバー島)
風光明媚な観光地として知られ1年を通じてさまざまな国からの観光客で賑わいをみせる。
古来より先住民が住んでいたが、イギリスの探検家ジョージ・バンクーバーが大陸と離れた巨大な島
であることを発見してイギリス政府に報告し、その功績によりイギリスはこの島をバンクーバー島と名付け、
ビクトリアはその中心地として、イギリスの元首
ビクトリア女王の名を冠した。
フェリーにて ブッチャード・ガーデン
★フェリー★
フェリーは本土の3ヶ所から3方向へ出ておりますが、バンクーバーから
Nanaimo(ナナイモ)へ行くフェリーに乗った様に思います。
ブッチャードガーデン
★Butchart Gardens(ブッチャート・ガーデン)
ビクトリアの人気・観光地となっているブッチャート・ガーデンは約53万uの敷地の一部約20万uのエリアに
植えられた樹木と花の庭園。 17世紀末にこの地に石灰岩が多いことからセメント産業で財を成した、
ロバート・ブッチャート氏は邸宅を建てて住み、妻のジェニーと共に海外旅行へ出掛ける日々を送っていた。
大の花好きの夫人は旅行のたびに気に入った花を持ち帰り裏庭に植えていた。
がその数が膨大になり1904年に一般公開を目的とした巨大な庭園としてオープンしました。
ブッチャート夫人であるジェニーさんの趣味が巨大化した個人所有の裏庭の庭園であります。
この庭園も石灰岩を採掘した後の窪地に造られておりビクトリアにあるクイーン・エリザベス・パークと同じであります。
マイル・ゼロ・ポイント テリー・フォックスの記念碑
★Beacon Hile Park(ビーコン・ヒル・パーク)★
エンプレス・ホテルから徒歩10分程のところにある公園。
この公園の端にMile 0 Point(マイル・ゼロ・ポイント)と云う碑があります。
カナダを横断しているトランス・カナダ・ハイウエイと云わ
れる国道1号線で、此処ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリアからニューファンドランド州の
セントジョンズ(St-John's Newfoundland)迄の7300Kmの長さの出発地点です。
通常旅客機で飛んでも5時間以上はかかるし、時差も5時間半ある巨大なカナダを車や自転車で
走り切ろうとする冒険野郎もいる。しかしTerry Fox(テリー・フォックス)と言う人、バンクーバー郊外
に育った彼は18歳の時に自らガンである事を知らされて4年間の治療の末、右足切断を余儀なくされた。
しかし彼はこのハイウエイを歩くことを決断した。目的は人生を充実させる事と、ガン患者
への基金(後にテリー・フォックス基金となる)である。彼は松葉杖を器用に操りカナディアン・ロッキーの
山々を越えカナダ中央部の大平原を渡りオンタリオ州に入ってしかし143日に
Thunder Bay(サンダー・ベイ)で横断を断念した。その後1981年6月28日家族に見守られ
ながらこの世を去った。このトピックは世界中に報道されてガン基金が注目されて多くの
お金が集まり、偉大な勇気をガン患者に与える事になった。カナダ連邦政府は、
彼の功績を称え記念碑をゼロ・ポイントの横に残されております。
エンプレス・ホテル
エンプレス・ホテル
★Hotel Enmpress(エンプレス ホテル)★
蔦の絡まる優雅な姿のエンプレス・ホテルは当時ビクトリアの開発計画を進めていたカナダ太平洋鉄道グループ
Canadian Pacific(カナディアン・パシフィック)から依頼を受けた州議事堂を設計した人の設計で1905年に建造された
もので現在ではビクトリアのランドマークとしてホテルの役割を遥かに越えた存在になっているらしいです。開業当時より
イギリスからの賓客が多く午後のティータイムが当たり前の様に行われていたそうで、それが現在にも引き継がれていて
宿泊客以外にもアフタヌーン・ティーが開放されています。私達も豪華なアフターヌーン・ティーを頂きました。
★British Columbia Legislative Buildings(ブリティッシュ・コロンビア州議事堂)★
インナー・ハーバーとそれを望んで建っている州議事堂はビクトリアの象徴的な景観。
夜になるとイルミネーションで飾られます。
州議事堂、エンプレス・ホテル前のインナーハーバー